今週の土曜日(14日)、小川町民会館の大ホールで、山田洋次監督、吉永小百合主演の映画「母べえ」が上映されます。主催は「シネマサークルおがわ」、後援は、「小川町」&「小川町教育委員会」です。
この映画の原作は、野上照代さんの自伝的小説「父へのレクイエム」です。この作品の舞台は東京、時は1940年(翌1941年は、太平洋戦争がはじまった年)です。
「母べえ」「父べえ」と、初子と照美の二人の姉妹は、幸せな日々をおくっていたのですが、戦争に反対することが、国への批判だとされるこの時代、文学者だった「父べえ」は、治安維持法違反の思想犯として投獄されてしまいます。
しかし、そんな状況の中でも、「母べえ」は、笑顔を忘れずに、二人の子どもたちを大きな愛でつつみながら、懸命に生き続けていくという内容です。
soroは、「シネマサークルおがわ」からいただいたチラシを何回か読むうちに、この映画ことがとても気になり、どうしても観にいきたいという思いがつのってきました。