関東地方も昨日(8月1日)ようやく梅雨明けになりました。梅雨明けを待っていたかのように、庭のブナやソロ(クマシデ)やカエデの幹や枝にとまった蝉たちが、昨日はいっせいに大きく鳴き出していました。(もちろん今朝も、庭のセミたちはやかましいほどに鳴いています。)
ところでベトナムから帰省し、soroの家の離れの2つの部屋を寝室として使っている息子の家族が、4日ほど前、夜の9時ごろ就寝しようとして離れまで行ったところ、その入口のドアの隅で、蝉が羽化しはじめているのを発見しました。
息子が手に持っていたオリンパスのSP-550UZで急いでフォーカスしたのが上下2枚の写真です。息子も息子の家族も、soroもワイフも娘も、息子が撮った蝉の羽化の写真を見て、驚き感動してしまいました。
枯れ木などに産み付けられた蝉の卵は、そのまま10ヵ月間、過ごし、…その後、土の中で数年間過ごしてから、地上に出で木の幹などで羽化するのだといわれています。
その蝉の一生に関連して、あるサイトには「1令幼虫で約4ヵ月、2令幼虫で約1年、3令幼虫で約1年、4令幼虫で約2年、、…5令幼虫で約10ヵ月過ごした後,羽化をするために木にのぼります。…セミの成虫は、1~2週間で、死んでしまいます。」と記されていました。
いままで(幼虫が羽化した後の)蝉の脱け殻しか見ることのできなかったsoroは、みじかい蝉の一生の中で、劇的な変身を遂げる一瞬を、SP-550UZでフォーカスできた息子は、とても幸せ者なのだなあと、うらやましく思っているところです。