今日(4月6日)の「しんぶん赤旗」のコラム「潮流」は、下のように語っていました。私は、『塚田氏の応援演説は、国の直轄事業に引き上げた舞台裏を如実に語りました▼この道路の早期実現を働きかける「関門会」の要望書には自公の国会議員とともに安倍首相の名前も。麻生副総理も政財界で促進する会の顧問を務めています。国会で追及した共産党の仁比議員は「そうやって忖度させてきたのではないか」▼ふり返れば“モリカケ疑惑”でも首相案件や総理の意向で周りが動きました。辞めて幕引きではなく、忖度させる政権を終わらせるまで。健全な政治や社会を取り戻すためにも。』という言葉に、全く同感です。なお写真は、http://www.news24.jp/articles/2019/04/03/04425916.htmlに出ていたものです。
『またぞろ、あの言葉が飛び出しました。隠しようもない、ありのままの姿を映し出すように。のちのち、彼らはこう呼ばれることになるのではないか。「忖度」(そんたく)政権と▼中国の古典に由来するという言葉には、相手の心情を推し量る、きわめて人間的な語意があります。しかし、この政権をめぐるそれには、公の政治を私のものとするために圧力をかけて押し通す、そんな意味合いを強く感じてしまいます▼こんどの舞台は道路です。その名も「安倍・麻生道路」。それぞれの地元を結ぶ下関北九州道路は不要不急で採算も度外視した2000億円ものムダづかい。いちどは凍結されながら、安倍政権下で再び動きだした計画です▼今年度の予算に国の調査費として4000万円を計上。それを「私が忖度した」と口にしたのが、事業を所管する塚田一郎・国土交通副大臣です。「麻生太郎命、一筋でやってきた」。福岡県知事選の集会でそう切り出した塚田氏の応援演説は、国の直轄事業に引き上げた舞台裏を如実に語りました▼この道路の早期実現を働きかける「関門会」の要望書には自公の国会議員とともに安倍首相の名前も。麻生副総理も政財界で促進する会の顧問を務めています。国会で追及した共産党の仁比議員は「そうやって忖度させてきたのではないか」▼ふり返れば“モリカケ疑惑”でも首相案件や総理の意向で周りが動きました。辞めて幕引きではなく、忖度させる政権を終わらせるまで。健全な政治や社会を取り戻すためにも。』