我が家のアトリエの西側の窓辺に、6年前に嵐山町平澤にあるホームセンターで手に入れたデラウェアの苗を移植したところ、その後どんどん大きくなって、4年前からは実がなるようになりました。気がつけば、今年も実が.なりはじめています。^^v たぶん8月下旬には、熟したデラウェアが収穫できることでしょう。とても楽しみです。v(^^)v
ここで話は変ります。今日6月23日は、70回目の沖縄「慰霊の日」です。「しんぶん赤旗」のコラム「潮流」は、次のように語っていました。私もまったく同感です。
『南の島に夏を告げるテッポウユリ。その白い大きな花が咲き乱れる中で生まれた沖縄の少女はユリと呼ばれ、元気に育ちます。しかし、家族に囲まれた幸せな暮らしは突然“鉄の暴風”にさらされます▼圧倒的な兵力と最新兵器で攻撃してくる米軍。守ってくれるはずの日本兵にもガマ(洞窟)から追い出され、集団自決を強いられる。生き残ったユリは孤児院で来る日も来る日も母を待っていた―▼沖縄の郷土史家・大城将保さんが見聞きした実話をもとに書いた『石になった少女』の悲しい物語です。あらゆる地獄を集めたといわれ、県民の4人に1人の命が奪われた沖縄戦。70年たった今も多くの人びとが心に大きな傷を抱えています▼本土防衛の捨て石と位置づけられ、軍民一体化のもとで住民の命とひきかえに続けられた地上戦。時間を稼ぐために戦いを引き延ばした島の南部では最も犠牲者を出し、今年も遺骨が見つかっています▼逃げ場を失い、次々と身投げした南端の一角に「魂魄(こんぱく)の塔」があります。戦後、この地に住んだ人たちが散乱していた遺骨を集め、沖縄で初めて建立された塔。そこには「平和を守るためには鬼ともなる」という思いが込められています▼きょうは「慰霊の日」。戦争の傷痕が癒えないまま、土地を略奪され、基地を押し付けられ、尊厳を傷つけられてきた沖縄の痛み。それに背を向け、新たな基地をつくろうとする日米政府と、あくまで戦争法案を押し通そうとする安倍政権。いまこそ平和の鬼となって。』