THE BIG ISSUE 206号(2013年新年号)の.ビッグイッシュースペシャルは、「児童文学の巨人 ロアルド・ダール」((Roald Dahl, 1916年9月13日 - 1990年11月23日)でした。
この記事の執筆者で、自らも児童文学作家・詩人のマイケル・ローゼン氏の「ダールがよく話したエピソードがある。ロンドンでタクシーに乗ると、フロントミラー越に運転手が自分をこっそりとうかがっているいるのがわかる。そして、しばらくしてから、例の子ども向けの本を書いている人かと尋ねてくる。『まさにその人物だが、今でも子ども向けの本を書いているよ』と答える。すると、運転手は『名前は言わないでくれ』と言って、しばらく考え込んでから『やっぱり教えてくれ』と言う。そこで名乗ると、運転手は『ロアルド・ダールの大ファンだよ!』という。」
これは、ロアルド・ダールの大変な人気ぶりがわかるエピソードですが、最近ロアルド・ダールの伝記を著したマイケル・ローゼン氏によれば、彼のファンはロンドンのタクシー運転手だけでなく「熱心な読者は、ありとあらゆる層にまたがっている.」のだそうです。
私はマイケル・ローゼン氏の記事を読んでいるうちに、ロアルド・ダールの(34か国語に翻訳されて世界中の子供たちに愛読されている作品の中の )「チョコレート工場の秘密」や「マチルダは小さな大天才」や「父さんギツネ バンザイ」などを、昔子供の私自身も、なんとなく読んでみたくなってしまいました。(^^)/
P.S. wikipediaには「スタジオジブリの宮崎駿はロアルド・ダールのファンであり、オマージュとして 映画『紅の豚』で『銀河 (天の川)』の様な、『飛行士たちのヴァルハラ』への『昇天』エピソードを挿入。ダールのいくつかの和訳本において前書きや解説なども行っている。」と出ていました。