「jiji.com」(03/24-06:13)は、「東日本大震災で被災し、深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、東京電力は24日、3号機について、原子炉に真水を送り込む補給水系ポンプの試運転を実施する方針だ。1、3号機では原子炉の状況が詳細に分かる中央制御室が復旧しており、東電は2、4号機についても復旧作業を急いでいる。3号機は23日夕、原子炉建屋から黒煙が発生。夜までに収まったとみられるが、原因は分かっていない。発煙で作業員が避難したため、同日のポンプ試運転は実施されず、ポンプの水源タンクに水を入れる作業が進められた。」と報じていました。
昨日の「毎日JP」(3月23日 01時03分 更新)は、東京電力福島第1原発の電源復旧作業に関して、3号機の中央制御室が通電し、「原子炉制御に向けて一歩前進した」と報じていたのですが、その後、3号機は23日夕、原子炉建屋から黒煙が発生するという事態になってしまったので復旧作業がストップし、soroをがっかりさせました。しかし、今日は「3号機について、原子炉に真水を送り込む補給水系ポンプの試運転」を一刻も早く実施してもらいものだと願っています。東北・関東のいろいろなところで、土壌や野菜類や水道水の放射性ヨウ素やセシウム137が検出されているので、その増大を防ぐためにも。
P.S. 友人のM.Mさんから、ergaさんがガイガーカウンターで測定した23日の、埼玉比企郡小川町のデータがさきほど届きました。「8:00 33cpm 5分平均 12:30 34cpm 16:00 37cpm 5分平均 17:30 36cpm 19:45 33cpm、 また23日の水道水が26cpm、 濡れた大地が38cpm (トンンネルマルチの下の)雨にあたっていない土が 26cpm でした。やはり雨に濡れた大地は高いのですね。」と記されていました。
②理研・和光研究所 「放射線モニタリングポストによる、線量の検出」のウェブページには、今日(24日)の放射線の測定結果が、8時00分 0. 23(μSv/h) 9時00分 0.25(μSv/h)と出ていました。ごくわずかですが昨日より低めの数値です。
③「asahi.com」(3月24日10時12分)の「東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、東日本の自治体は24日午前現在も、通常より高い放射線量を記録している。ただ福島県内でも首都圏でも、前日に比べ下がる傾向にある。…」などの記事をツイーとしました。
soro@obhtys を
ご覧ください。
④東京・新宿の「原子力資料情報室(cnic)」事務所内外の、今日3月24日14時00分の放射線の測定値は、室内0.08-0.09 屋外0.24-0.25でした。
⑤東京・日野市のIさんと、本郷のGM-10@Hogoさんの、ガイガーカウンターを使っての、今日午後9時過ぎまでの放射線測定値は、ほぼ平常値でした。
⑥「毎日JP」(3月24日 20時10分 20時46分 更新)は、福島県の23日の土壌調査とかかわって「飯舘村が最高値で1キログラム当たり放射性ヨウ素20万ベクレル、放射性セシウム4万5000ベクレルを検出した。それぞれ117万ベクレル、16万3000ベクレルを検出した22日採取の調査よりは下がった。」と報じていました。