jijii・com(2010/10/14-12:50) は、『チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山に作業員が閉じ
込められた落盤事故で、12日夜に開始された救出作業は13日午後9時55分(日本時間14日午前9時55分)、33人全員を無事引き上げて完了、空前の救出作戦は事故発生から69日ぶりに大成功のうちに終わった。現場ではピニェラ大統領らが見守る中、最後に救出された現場監督のルイス・ウルスアさん(54)が特殊カプセル「フェニックス」から姿を見せると、「ビバ!チリ」などとひときわ大きな歓声が上がり、チリ国旗を振る人も見られた。ウルスアさんと抱き合った大統領は「チリはかつてなく結束し、世界でより尊敬されるようになった。 作業員らは偉大な模範だ」 と生還を果たした33人をたたえた。』と報じていました。よかったです。とても感激しました。v(^^)v
ところで今日の東京新聞の「筆洗」には、『 このテレビ中継を見ながら29年前に北海道で起きた
炭鉱事故を思い出していた。坑内に59人の安否不明者を残したまま、火災を消火する注水作業をおこなった。1981年10月の北炭夕張新炭鉱事故だ。……「お命をちょうだいしたい」。北炭の社長が注水の同意を得るために一軒一軒を回り、家族が、「お前も一緒に入れよ!」 と詰め寄る場面が記憶に残る』 と記されていました。29年前の日本で現実に起きていたこととは信じられないほどに非人間的な企業行為です。そのような企業行為を厳しく糾弾もせずに生き続けてきた自分が、とても恥ずかしくなってきました。