昨日、納戸の東側の雨戸の上にあるアシナガバチ蜂の巣を何気なく眺めたところ、驚いたことに一匹もいなくなっていました。スズメバチの来襲があったのかもしれないなと思ったのですが、soroはふと、「
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」のサイトに出ていた記事を思い出してしまいました。
「90年代はじめに登場した新農薬ネオニコチノイドが、急速に生態系を破壊し始めています。ヨーロッパ諸国では、この農薬がミツバチ大量死を引き起こして大問題となりましたが、その影響は日本では、もはやミツバチだけではありません。スズメやツバメ、森林に生息する無数の昆虫にも及びつつあるのです。九州の佐世保でニホンミツバチを飼う養蜂家『ニホンミツバチが日本の農業を救う』の著者久志冨士男氏は、長崎県ではミツバチだけでなく鳥類なども急速に姿を消しつつあることを警告しています。まさにレイチェル・カーソンの『沈黙の春』の第8章『そして、鳥は鳴かず』が日本で現実になりつつあります。」という記事です。
ところで、通常の農薬は半径約100mに拡散するといわれていますが、新農薬のネオニコチノイドは、なんと半径4kmにまで拡散する特徴をもっているので、soroの家からかなり離れたところにお住まいのどなたかが、ご自分の庭や畑などにネオニコチノイを散布していたとすると、soroの家に営巣しているアシナガバチも、セミやヒグラシも、庭のナスやキュウリやトマトやブドウも、その影響を受けてしまう可能性があるのです。soroは(杞憂とは思いつつも)ちょっと不安になってきました。 (>.<)