soroの11月4日のエントリー
「GULDA spielt plays
SCHUBERT」に、翌5日、ヒゲMacさんからコメントをいただきました。その中には、『「茶色の朝」のリンクを拝見させていただき、その書物の紹介文を読んでいてふと「戦場のピアニスト」を思い出してしまいました。(映画です)…あの映画の醍醐味はまさにそれまでの平和、なんでもない普通だったその時が本当に尊いものであったとひたすら強く印象付けてくれるものでした。』と記されていました。
soroはヒゲMacさんからのこのコメントがきっかけで、前から観たいなあと思い続けながらも、いまだに、観ていない映画、
ロマン・ポランスキー監督の「THE PIANIST」を、どうしても観たくなり、この映画のDVDを、過日購入しました。
この映画は、ロマン・ポランスキー監督が、ピアニストのウワディスワフ・シュピルマンの著した「ある都市の死」を読んだことがきっかけで、作られたといわれています。 ロマン・ポランスキー監督は、「映画化に際して」というコメントの中で、「第1章までを読み終えたとき、私はすぐに、この本を次回作の題材にしようと思いました。ぞっとさせられる反面、その文章には希望が満ちていたからです。
シュピルマンはあの時代の現実を驚くべき客観性で描いています。私は原作のそんなところに、強く惹かれ、映画化しようと思ったのです。」と述べています。
ナチス・ドイツのポーランド侵攻以後、ワルシャワの廃虚の中を生き抜いたユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの苦闘の日々を、(自分の母親をナチスの、「絶滅収容所」で奪われてしまった)ロマン・ポランスキー監督が、どのように映像化しているかを(このDVDを再生しながら)、しっかりと観るつもりでいます。