昨日はお隣のCさんから、「福みかん」をいただきました。 Cさんの家の庭にある「福みかん」の木から採れたものです。温州みかんや紀州みかんに比べると、とても小さくて可愛いみかんで、食べてみると甘酸っぱい味がします。soroが子供のころ、この季節によく食べた、懐かしいみかんでもあります。
この「福みかん」は、かつて、(みかん栽培の北限といわれていた)ときがわ町大附、寄居町風布、東秩父村大内沢などで採れ、その皮(陳皮)は、七味唐辛子を手作りするときなどに利用されてきました。また最近は、「福みかん」の苗木がホームセンターの園芸コーナーでも販売されるようになったので、Cさんのように、ご自分の庭に栽培されている人たちも増えてきました。
soroも少し前、自分の家の庭に「福みかん」の苗木を植えたのですが、日当たりがあまりよくない場所だったので、残念なことに、枯れてしまいました。しかし、毎年この季節には、お隣さんや、ときがわ町や東秩父村や寄居町の友人から「福みかん」をたくさんいただくので、なんてありがたいのだろうと感謝しています。
ところで今年は、Cさんからいただいた「福みかん」の皮(陳皮)を利用して、soro風の七味唐辛子を作ろうかなと思っています。主原料の唐辛子のほかに、soroの好みの副原料、胡麻(黒ゴマと白ゴマ)、山椒、陳皮、紫蘇、海苔、青海苔などを合わせるつもりです。
これから訪れる冬の夜、七味唐辛子を、そばや、うどん、秋田風のだまこ鍋、湯豆腐、白菜漬けなどの薬味として使うつもりですが、七味唐辛子は、体を温める効果、カゼの予防、消化機能を高める、肺機能を高めるなどの薬効があって、冬の時期にはピッタリの薬味なので、さらにいろいろな料理に使うことになるでしょう。^^V