とても気になっていた台風9号は、昨日、伊豆半島東側をゆっくりと北上してから小田原市に上陸し、その後東京都西部、埼玉県比企郡の小川町、埼玉県北部の熊谷市などを経て、群馬県桐生市を通過して、さらに北上していると、今朝7時半ころのテレビやラジオのニュースは伝えていました。
soroは、昨日のテレビやラジオのニュースで、台風9号が東海or関東地方に上陸する可能性が強いことを知ったとき、(テレビ画面の予報円を見ながら)自分の住む小川町を襲った過去の2つの「類似台風」のことを思い出していました。その一つは、1949年8月28日に南鳥島近海で発生し、八丈島付近を通り、同31日に小田原市、その後東京都西部から埼玉県熊谷市付近を通って、9月1日に新潟県柏崎市から日本海に抜けた「キティ台風」で、もう一つは、1966年9月25日、soroの住む町に大きなダメージを与えながら北上していった「台風26号」のことでした。
soroは昨夜、「キティ台風」や「台風26号」などの「類似台風」のことを思い出しながら、雨戸をしっかりと閉め、屋外においてあった物干し台や、テーブルや、ウインドベルなどを片付けて、携帯ラジオとフォーカスランプやヘルメットやしっかりとした雨具を用意するなどして、台風の直撃に備えていました。
しかし、以前の「キティ台風」や「台風26号」の時のような、強風は吹かず、激しい雨もさほど長く続きませんでした。そんな状況の中で、soroは、「台風9号は進路を変えたのかなあ」と思いはじめ、ワイフは「いま静かになったのは台風の目に入っているからかしら」などと呟いたりしているうちに、二人とも睡魔に襲われてしまい、うかつにも朝まで熟睡してしまいました。
朝起きてみると、すでに雨やみ風も吹かなくなっていましたが、テレビやラジオのニュースは、関東地方はまだ暴風圏にあること、そして東京都奥多摩町小河内で694ミリもの豪雨があったこと、高崎市近くの鏑川の氾濫のこと、東京の多摩川、埼玉の荒川本流やその支流の都幾川や高麗川などは危険水位を超えていることなどの情報を流していました。
しかしsoroの住む町を流れている荒川支流の槻川も兜川も、水かさが増し、濁流になっていましたが、氾濫するほどではありませんでしたし、(soroの知る限りでは)大きな災害もなかったようです。またプールから帰ってからの午後は、浸水していなかった半地下工房で、ウッドターニングをすることもできました。そしていま、いろいろと気を使ってしまった昨日・今日を振り返りながら、ほっと一息ついているところです。