朝から雨の今日、アトリエの南にある「ノムラカエデ」を見ていたところ、すでに花が散ってしまった小枝の先のあちこちに、可愛い「翼果」が顔を出していました。 「翼果」とは、プロペラのような形のカエデの種です。
前にも一度 このブログに記したのですが、soroが時々遊びに行く、ある森林インストラクターの方のウェプサイトには、「実」のなる植物は、その「実」をいろいろなところに分散させ、いろいろなところで自分たちの「種の維持」をはかるための方法を考え、努力をしているのだという、興味深い話が出ていました。
ところで、その方法とは、①鳥に運んでもらう方法、②獣に運んでもらう方法、③水に運んでもらう方法、そして、④(かえでの「翼果」のように)風に運んでもらう方法などがあると出ていました。
soroの家の「ノムラカエデ」の「翼果」たちも、落葉の季節になると。秋風に乗って2枚の翼をプロペラのようにくるくると回転させながら、どこか遠くに飛んでいって着地し、やがて発芽することになるのでしょう。(^^)/