今日の「ウェザーマップ」 (16時33分配信)は、「花に雨 今週末は雨予報」という見出しで、『ようやく春本番の陽気となって、今週は桜の花がどんどん開きますが、週末は各地で曇りや雨となりそうです。』と報じていました。なお写真は、我が家の近くの桜(染井吉野)です。ところで、今日の「しんぶん赤旗」のコラム「潮流」には、次のようなことが語られていました。私もまったく同じ思いです。v(^^)v
『空恐ろしささえ感じさせる訓示でした。「諸君は、私の誇りであり、日本の誇りであります」。防衛大学校の卒業式で演説した安倍首相。みずからを何度も「最高指揮官」と呼びました▼きょう、施行された戦争法。新しい任務につく自衛隊員たちに首相は「あらゆる場面を想定して周到に準備」するようにと。100年以上前に日本が勝利した日露戦争を例に持ち出してくるあたり、想定の中身がしれます▼将来、彼らの中から「総理大臣の片腕となってその重要な意思決定を支える人材が出てくれることを切に願う」とも。自衛隊を「わが軍」といい、軍人を片腕にすることを切望する首相。いくら言葉を飾っても透けてくるのは危うい本質です▼今年、防衛大卒業生の中で自衛官にならない任官拒否者が昨年よりも倍増しました。日本が米国の戦争に参戦し、自衛隊が海外の戦闘地域で活動できる戦争法。「殺し、殺される」ことが自身に迫る現実が影響したのは明らかです▼戦時下の空気を吸ったミステリー作家の西村京太郎さんが今週の本紙日曜版に語っています。「誰から何をいわれようと、日本は戦争はしない。その道を突き進めばいい」。いま、平和を願う声は世代をこえて手を携えます▼戦争の放棄、武力を持たないと誓った戦後日本の国の形を壊そうとする政権。憲法と平和を守り抜くために立ち上がった市民と野党の共闘。夏の参院選に向け壮大なたたかいはさらに激しく。自分たちの手で社会や政治は変えられる、と信じて。』