あるウェブサイトに、カエデの翼果について、次のような説明が出ていました。『カエデの平らで細長い翼果は、「ヘリコプター」whirlybirds(
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/1/1na/080268000/)との異名があるとおり、風に乗ってくるくると回転しながら落下する。カエデの翼果は、種子の側に重量が偏っており、この重量配置によって、落下時に独特の回転が起きるのだ。この回転は前縁の上方に、小さな空気の渦流 leading-edge vortex (
http://ejje.weblio.jp/content/leading-edge+vortex)を作り出す。この渦流によって、翼果上方の空気圧が下がり翼果を吸い上げる効果が生じている』
ところで、カエデの翼果は、7.8月ころに熟して、秋も深まるころに風に乗ってくるくると回転しながら、遠くの方まで飛んでいって、落下するのですが、今年は強風の影響で、もうすでに落下してしまった翼果が、いつもの年よりも多いようです。(v_v)