「こういうこと」は、広瀬隆+
たんぽぽ舎が著した本です。この本を読んでサブタイトルの「終わらない福島原発事故」のこと、「放射能と付き合っていかなくてはならない」現実のことがとてもよく分かりました。ワイフや娘だけでなく、息子やゴックにも読んでもらいたい本です。
soroの心の中には、広瀬隆+たんぽぽ舎の語りの部分だけでなく、第3章の「子どもたちを守りたい 福島のお母さんたちに聞く」(取材成澤宗男『週刊金曜日』編集部)の最後の部分に出ていた「1986年のチェルノブイリ原発事故直後、当時のソ連政府は事故現場らか120km離れた現ウクライナ共和国の首都キエフの子どもたちすべてを、3ヶ月かけて各地に避難させた。なぜ日本で同じことができないのかと問うている間にも、私たちは無数の子どもたちの未来を奪いつづけているのかもしれない」という重い言葉が残りました。