「週刊金曜日」833号の「風速計」の、「『推定無罪』はどこへ
行く」の中で、落合恵子さんは、2月1日の多くの新聞の朝刊のトップが「小沢一郎、強制起訴」となっていることとかかわって、
「強制起訴イコール有罪という印象を与えるかのような報道のありかたは、明らかに問題だ…ここで『推定無罪』の原則をなし崩しにしてしまって本当にいいのか。…この国において『推定無罪』の意識は、充分に根付いているとはいえない現状である。なにがなんだかわからないまま、強制起訴イコール限りなく有罪という空気がこの件で作られ、立ち止まることなく前のめりに進んでいくとしたらこんなに恐ろしいことはない。小沢一郎というひとを政治家として評価するか否か問題以前に、私たちはもう一度立ち止まる必要かないか。…」と語られていました。
soroはこの記事を読みながら、「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という近代法の基本原則が、マスメディアによってなし崩しにされつつある現状を、落合さんと同じように、 「こんなに恐ろしいことはない」とつよく思ったことでした。 v_v)