広島原爆忌の今日の、東京新聞の「筆洗」には、エドガー・アラン・ポーの難解な詩「大鴉」の鳴き声「nevermore」を引用しながら、中国の伝説に出てくる東の海で溺れて命を落とした少女が化したといわれる小さな鳥「精衛」が、西の山の小石を含んでは運び、東の海を埋めようと頑張る話や、エクアドルの伝説に出てくるクリキンディという名のハチドリが、森が火事になったとき、泉から一滴ずつ水を含んでは運び、それを炎に落した。無駄なことだというほかの動物たちにクリキンディは、「私は、私にできることしているだけ」と答えたという話が紹介されていました。
そして最後は、「世界の核兵器を廃絶する。それが難事なのは確かである」けれど「一人ひとりが、小さな鳥のたちの奮闘をまねて、とにかく一滴の水、一つの小石を運び続けるしかない。それでも山火事は消えぬ。決して海は埋められない、などと誰にいえようか。」と結ばれていました。soroも同感です。「世界の核兵器を廃絶する」ために、いまは「とにかく一滴の水、一つの小石を運び続けるしかない」のではないかと強く思った次第です。v(^^)v
なお、写真はsoroが毎日「パトリアおがわ」に行くとき通る腰越の民家の庭先の、soroの大好きな8月の花、芙蓉のつぼみです。もうすぐきれいな花を咲かせてくれることでしょう。^^♪